義足をはめている4歳の男の子が一家で海水浴を楽しんでいました。彼にとっては生まれて初めての海水浴でした。その最中、一家の貴重品とともに彼の義足も盗難に遭ってしまいます。
初めての海水浴の最中に…
義足の盗難にあったのは4歳になるLiamくんです。彼は生まれつき右足が奇形で、1歳のときに義足をはめることになりました。
2016年7月24日、Liamくんは初めて海水浴を楽しむため、家族とともにアメリカ・カリフォルニア州オレンジ郡にあるCrystal Cove State Beachへ出かけました。海に着くとLiamくんは、新しい義足を海水にさらさないようにするために、古い義足を装着。父親のFrank Brenesさんは、新しい義足をカメラや携帯、財布などの貴重品と一緒にまとめて置いていたそうです。
やがてLiamくんはFrankさんや兄弟と一緒に海で泳いだり、岩場を登ったりして初めての海水浴を楽しみます。しかし1時間後、Frankさんが戻ってみるとカメラや財布、携帯が盗まれているのが発覚、しかも一緒に置いてあった新しい義足まで消えていたのです。
Frankさんはすぐに州の警察官に被害を報告。また、盗んだ人間が義足を捨てている可能性があると考え、付近のゴミ置き場を探し回りましたが、結局見つかりませんでした…