突然の病気の発症。
体に痛みが走り、声を失い動くこともできなくなった少女。
あきらめず治療を続けた結果、奇跡が起きました。
突然の難病の発症で動くことすらできなくなった少女
ニュージーランドに住む当時10歳の少女グレース。
グレースは元気な女の子で活発に動き回る子供でした。
彼女が10歳の時、風邪のような症状を訴えます。
母親は当初あまり心配はしていませんでしたが、ある時グレースがシャワーを浴びながらうずくまっていることに気づきます。
母親が声をかけると、両足に激痛が走り立つことさえままならなくなっていたのです。
母親はすぐさま病院に連れて行きました。
そこで医師からグレースの痛みの原因は、大脳基底核(きていかく)の壊死によるものだと診断されました。
脳がゆっくりと壊死していく状態を意味し、強い痛み止めを投与する以外してあげられることはほとんどないそうです。
病状は進むばかりで、グレースは言葉も失ってしまいました。