またしても闘犬として犠牲になっている犬のニュースです。
しかも闘犬の調教の犠牲となるベイドックという犬のお話です
闘犬の為に自分を犠牲にする姿。救助された後に犬は全てを包み込み人間に心を開いてくれるのです
人間の犠牲になる犬の姿
アメリカン・ピット・ブル・テリアは、アメリカで闘犬として人間の手で生み出された犬種です。
身体能力や攻撃性を育種されてきた為、きちんとした教育を受けれなかったピットブルが人間に重傷を負わせたり、死亡させる事故も多発しています。
しかしそれは人間が生み出したもので、犬に罪はないのです
危険で排除されるべき動物として認知されているピットブルですが、
果たしてその認識だけで彼等を『知っている』と語れるのでしょうか?
ベイトドッグとは、闘犬を興奮させる為に犠牲となる犬です。
盗まれたりした子犬や小型犬、猫なども使わてしまう現実もあります。
残念な事にベイトドッグは闘犬と同じく悲惨な死を迎えます。
ある動物保護団体は、連絡を受けて迷い犬となっているピットブルを迎えに行きました。
闘犬を行う人間の元から逃げて来たのであろうそのピットブルの顔は傷だらけで腫れ上がり、脅えたように身を低くしています。
凶暴な様子は全く無く、スタッフの優しい声掛けに目を合わせるピットブル。
「この人を信じて良いのか」そんな感情が伝わって来ます。