厳粛に行われるお葬式に、その場にとても似つかわしくない服装の男性が一人いました。
しかし彼は大粒の涙を流しています。
決してふざけているわけではなく、そこには深い理由があったのです。
ネオンカラーの衣装に身を包んだ男性
ライムグリーンのドレスにネオンピンクのソックス。
思わず目をやってしまうような衣装で葬式に参加する男性。
知らない人からすると、「なんてふざけた奴だ!」という声が飛んできそうですが、彼はお墓の前で泣きながらその場に崩れ落ちてしまいます。
亡くなってしまった方のことを思い、とても悲しんでいるこの男性が、こんなに派手でダサい衣装で参加しているのには深い理由があったのです。
親友との約束
英国兵として活躍していたケビンさん。
彼はアフガニスタンへ任務に行く前、親友のバリーさんとこんな約束をしていました。
きっとこの時は、冗談まじりの何気ない会話だったのかもしれません。
ケビン:
「もしオレがアフガニスタンで死んだら一番ダサいドレスで葬式に来てくれよ」
バリー:
「ハハ、もちろんだよ」
この約束をした時、ケビンさん、バリーさん2人とも、まさかそんなことが起こるとは想像すらしていなかったことでしょう。
しかし、3年の月日が流れ、バリーさんの元に届いたのは訃報でした。