動物保護団体宛てに届いたメール。
そこには「壁に閉じ込められた猿を見つけた」と通報が書かれていました。
現場へかけつけた救助隊が駆けつけると、そこにはひどい状態の猿が孤独に耐えながら生き延びていました。
生きていることが奇跡
タイ・バンコクでの出来事。
動物愛護団体に届いた一通のメールには「バンコクのスラム街で、壁に閉じ込められた猿を見つけた」と記載されていました。
この団体のオーナーであるエドウィンさんはメールを読み、目撃情報のあった現場に向かうと、そこには狭い空間に檻がつけられ、閉じ込められてしまっている猿がいたのです。
あまりの劣悪な環境の中、この猿はどうやって生き延びていたのでしょうか。
狭い空間の中、自分自身の汚物まみれになりながら、檻から逃げることもできずにいた猿のことを思うと胸が痛みます。
檻をこじ開け猿を救出します。
助け出された猿はの体はとても弱っており、筋肉の組織はほぼ機能していませんでした。
また脱水症状も起こしており、歯もボロボロだったということです。
それでも一命を取り留めることができていたのは、檻の一部が壊れており、そこから通行人が投げ込む餌を食べて生きていたそうです。
なぜこのようなことになっているのか、エドウィンさんはジョーの飼い主を見つけ、なぜこんなことになったのか問いただしました。
すると、そこには驚きの事実があったのです。