サプライズ
カテゴリーボタン

メニューを閉じる✕

HOME> 社会

長崎の一般家庭で放置された50匹のマルチーズ… 身近に起こりうる「多頭飼育崩壊」の実態

Pocket

飼い犬などの頭数が多すぎて、しっかりとした飼育ができない状態を「多頭飼育崩壊」といいます。アメリカでは「アニマルホーダー(動物を貯め込む人)」と呼ばれ、最近のネットニュースなどでも先の「飼育崩壊」とともに見かけるようになってきた言葉です。
 
2016年12月9日付の長崎新聞よると、この「多頭飼育崩壊」という名の動物虐待が、なんと長崎の一般家庭で起きていたのです。


長崎の一般家庭で

2016年12月4日に長崎市内で、ボランティア団体「R&G 長崎の保健所の命を救う会」が、不妊治療をせずに繁殖を繰り返し、劣悪な環境に放置されていた小型犬のマルチーズなど計50匹を保護しました。保護した場所はなんと悪質なペットショップなどではなく、一般家庭でした。
 
保護された50匹は、一旦、市動物管理センターに収容され、その後、ボランティア団体「長崎ライフオブアニマル」に運び込まれました。同団体からトリマーや動物病院に依頼し、体の洗浄や治療などが行われました。
 
この50匹の小型犬を救出した行政とふたつのボランティア団体は現場の様子を写真に撮影し、公開しています。

出典:ameblo.jp

出典:ameblo.jp

酷い環境です…

50代の女性が飼い主

両団体によると、犬の飼い主は50代の女性。別居する80代の母親宅で放し飼いにしていたそうです。
 
この女性の母親は、数年前から両団体の犬猫譲渡会に「里親を探したい」と子犬を持ち込むことがありました。団体は多頭飼育を疑い、すべての犬を譲渡するか、それができないのであれば不妊治療を勧めたのですが、応じなかったといいます。

出典:ameblo.jp

2016年12月4日、この母親が再び犬を連れて譲渡会を訪れたときに、「家にもまだいる」と話したため、「R&G 長崎の保健所の命を救う会」の代表・浦川さんが自宅に同行しました。すると、2階建ての家屋の中にオス36匹、メス14匹が放し飼いにされていたのです…
 
最悪なことに長期間掃除された様子がなく、床は糞尿で埋まり、悪臭が立ち込める不衛生な状態でした。近親交配による繁殖で歩行障害がある犬や、衰弱している犬もいました。放って置けなかった浦川代表がこの母親を説得し、50匹全てを保護したのです。

スポンサードリンク

関連記事

総合ランキング
編集部ピックアップ
カテゴリー
タグ
Facebook