2016年12月25日、ウクライナ・ザカルパッチャ州のウージュホロドのとある線路上で、この出来事は起きました。動物救助隊の元に、線路の上に2日間もとどまっている2匹の犬がいる、という連絡が入ったのです。すぐさま駆け付けたスタッフたちが見たものは…!
負傷したメス犬をそばで見守るオス犬
動物救助隊のスタッフが現場に駆けつけたところ、線路上には、負傷して動けなくなったメス犬と、そのメス犬に寄り添いそばを離れようとしないオス犬の、合わせて2匹の犬がうずくまっていたのです。
この線路は現在も列車が走っており、救助隊の作業中も当然列車は運行しています。そのため救助に時間をかけたくないところですが、このオス犬は過剰なほどに人間を警戒しており、線路上から犬をどかすどころか、犬に近づくことすらままなりません。そして列車がやってきます…
このままでは2匹とも轢かれてしまう…